子ども一人ひとりを大切にし、保護者からも信頼され、地域に愛される保育園を目指す。
安全面においては当然ながら、子どもたちが縛られることなく楽しく過ごせるように配慮し、衛生面においても気配りをする。子どもたちが、預けられるのではなく”来たい”と思う保育園を目指し、保護者の方とも連絡を密にしバランスのとれた給食で、身体ともに健やかな成長を促す。
表情豊かな子(喜怒哀楽といった感情表現をできる子)人の痛みがわかる子(人や物に対して思いやりのある子)前向きな粘り強い子(自分の意思や考えをきちんと相手に伝え、良い方法を考え最後まで努力し、やり遂げる子)
当園の”生きる力を育てる保育”の源といえる考え方テーマとしているのが”あきらめない”です。平成12年11月13日スカイ・ウイングは開設しました。核家族化が進み、おじいさまやおばあさまなどの家族が近くにいなく、ちょっとした買い物や病院に行きたくても、子どもを見ていてくれる人や頼れる人がいないことで困られている方が多く見られました。何とかお力になりたいとの思いから、一時預かりの時間制保育室を開設しました。
今では当たり前の一時預かりも、当時は”親の怠慢だ” ”親の育児放棄につながる”など色々なご批判を頂きました。しかしながら現場で働く私たちは、一人で子育てをしている親のつらさや少しの間でも預かってもらうことで、ストレスから解放される保護者の方がいることを知っていました。
心無い方の中傷に負けず”あきらめない”という気持ちと保護者の方のご理解・ご支援、子どもたちの笑顔に支えられ今日があります。
正しいと思っていても続けていくこと、理解されるまでの大変さを知っています。”あきらめない”で続けてきたことが、今のスカイ・ウイングの姿だと思っています。
開設当時は鶴見のビルの中にあるスカイ・ウイングは土地がないので園庭がなく、プールを行う場所がなく、そんな環境の中で子どもたちにプールや水遊びをさせるのは、場所がないから「仕方ない・しょうがない」と諦めてしまうのが普通だと思います。
しかし、スカイ・ウイングは”あきらめない”室内に防水ボードをいれ、排水路・排水溝を取り付け、大型プールを導入し「日本初?」の室内園庭を作り、園児さんがプールや水遊びのできるスペースを確保しました。
発想の転換・創意工夫もスカイ・ウイングの考え方のひとつです。あきらめず、粘り強く!非常識を常識を変えて、夏はプール・冬は室内園庭でボールプールを楽しんでいます。
保育園スカイ・ウイングは、当時不況の深刻な状態で、リストラ・倒産のために働く主婦が増え、待機児童が多く、働きたくても働けないという声を受け、少しでも低料金で安心してお子様を預けられる場所を提供するため、地域貢献目的の保育園として平成12年(2000年)11月13日に開園しました。
開設当初は、保育士6名・看護師1名の時間制保育室で一時預かりを中心に公園をコンセプトにした楽しく遊べる場所づくりに力を入れておりました。口コミで広げて頂き、半年後の平成13年4月には会員数100名を数えるほどになりました。また、同年6月より“お給食を提供してほしい”という保護者の方々のご希望から給食室を設置しました。
開園1周年を迎える頃には、会員数200名・月極児童数も20名となりました。その後、園の方針をご理解ご支援してくださる方に支えられ、平成14年度には会員数は倍の400名・月極児童数は48名となりました。
保育園は仕事をする為に仕方なく預けている場所(生活の場)幼稚園は教養を身に着ける場所として考えられている方が多いこと(保育園卒園児と幼稚園卒園児の中で差別と思われる発言等)に保育園児や保護者の方が傷つけられていることを知りました。
スカイ・ウイングの卒園児さんや保護者の方にそんな思いをさせない様に幼稚部の開設が決定しました。開設当初から大変なご支援・ご好評をいただきました。
また平成17年4月には0歳児・1歳児・2歳児は横浜保育室の認定を受け、横浜保育室保育園スカイ・ウイングと保育園スカイ・ウイング幼稚部とに各園独立し、人数も会員数1000名、月極児童数150名となりました。
平成18年度には障害児保育の育成・カワイ体育教室とカワイ音楽教室(ピアノレッスン)、英会話教室との提携を致しました。
平成19年4月には発病保育の実施、教室の拡張及び整備を行い、大型プールの導入・室内園庭への大型遊具の設置を行いました。
保育園スカイ・ウイングの開園10周年を記念し、屋外遊戯場を新設。屋外遊戯場には、船の大型遊具を設置しました。
平成23年4月には保育園スカイ・ウイングSUNNYの開園、英会話教室「Smile English Academy」の開設を行いました。
平成30年には月極児童数222名 職員数54名となりました。
株式会社両備システムズ様との連携により、PIPIOを導入。登園・降園時のICカードでの管理や、園からの連絡配信などを保育システムの一部ICT化に取り組みました。
横浜保育室の保育園スカイ・ウイングと保育園スカイ・ウイングSUNNYの統合。認可保育園への移行を進め、園内外の整備工事を行い令和3年4月より認可保育園として新たなスタートを行いました。
現在は、認可保育園スカイ・ウイングと私立保育園スカイ・ウイング幼稚部として皆様のご協力のもと、子どもたちと楽しく過ごしております。